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ホームページの維持費が高い?見直し方と乗り換えの進め方

Web制作・集客のヒント
2026年7月27日
ホームページ制作
維持費
山形県
中小企業
乗り換え

「毎月の維持費を払い続けているけれど、この金額は高いのだろうか」「ここ数年、更新も相談もしていないのに引き落としだけは続いている」——。ホームページの維持費は、契約したときのまま何年も見直されないことが多い費用です。

先に結論をお伝えします。維持費が高いかどうかは金額だけでは判断できません。判断材料になるのは「月額に含まれる範囲」「この1年で実際に使った回数」「初期費用も含めた総額」の3つです。そのうえで見直しが必要だと分かった場合、乗り換えは十分に可能ですが、成否を左右するのはドメインの名義と契約条件です。ここさえ押さえておけば、今のサイトを表示させたまま新しいサイトへ静かに切り替えられます。

この記事では、山形でホームページ制作を行う株式会社山のむこうが、維持費が適正かを見分ける方法と、乗り換えを進める具体的な手順を解説します。手続きの大部分は新しい制作会社が代行できますので、「難しそう」と感じている方も、まずは全体像だけつかんでいただければ十分です。

この記事の要点

  • 維持費が適正かは「含まれる範囲・使った回数・総額」の3つで判断する。金額の大小だけでは比べられない
  • 高くなりやすいのは使っていないプランのまま・都度課金の積み重ね・分割払いの残りが混ざっている・そもそも一度も更新していないの4パターン
  • 乗り換え前の必須確認はドメインの名義/データの所在/最低契約期間と解約時期の3点
  • 切り替えは新しいサイトを裏側で作ってから公開する順番で進める。今のサイトは止まらない
  • 乗り換えずに、今の会社にプラン変更を相談して解決するケースもある

「高いかも」と思ったら、まず確かめる3つの数字

同じ月1万円でも、更新作業まで含まれているなら妥当ですし、サーバー代だけなら割高です。比較するには、次の3つを自分の契約について書き出してみてください。

①月額に含まれる範囲。維持費の中身は「土地代(サーバー・ドメイン・SSL)」「安全代(保守・バックアップ)」「作業代(更新・修正・レポート)」の3層に分かれます。契約書や見積書を見て、どこまでが月額に入っているかを確認します。内訳の詳しい考え方はホームページの維持費は何に払ってる?で解説しています。

②この1年で実際に使った回数。更新を依頼した回数、レポートを受け取った回数、トラブル対応をしてもらった回数。ゼロが並ぶ場合、その月額は「作業代」ではなく「保険料」として払っていることになります。それが悪いわけではありませんが、金額が保険料として妥当かという視点に切り替わります。

③初期費用+月額×36か月の総額。料金体系の違う会社を比べるときは、3年の総額に揃えると公平に比較できます。初期費用が安く月額が高い契約は、3年目以降で逆転することがあります。

この3つを書き出したうえで、次の目安と照らし合わせてみてください。

月額の帯

この金額なら含まれていてほしい範囲

含まれていない場合の見方

〜3,000円程度

サーバー・ドメイン・SSLの土地代

妥当な水準。更新は自分で行う前提の契約

5,000〜1万円程度

土地代+保守・バックアップ+軽微な修正対応

修正が毎回有料なら、内容の確認をおすすめしたい帯

1〜3万円程度

上記+定期的な更新代行・アクセスレポート・相談対応

1年間ほとんど依頼していないなら、プラン見直しの余地が大きい

3万円以上

上記+記事制作・SEO・広告運用などの攻めの施策

成果の報告がないまま続いているなら要確認

※金額は一般的な目安です(2026年7月執筆時点)。サイトの規模や機能によって適正額は変わります。

維持費が高くなりやすい4つのパターン

ご相談を受けていて多いのは、次の4つです。いずれも「悪い会社に当たった」という話ではなく、契約当初から状況が変わったまま更新されていない、というだけのケースがほとんどです。

パターン

見分け方

まずできること

①使っていない機能のまま

予約システムや会員機能など、実際には運用していない機能が契約に残っている

使っていない機能を伝え、下位プランがあるか確認する

②都度課金の積み重ね

月額は安いが、文章の差し替えのたびに数千円〜の請求がある

年間の請求書を合計し、修正込みのプランと比べる

③分割払いの残りが混ざっている

制作費を分割・リースで支払う契約になっており、月額に制作費の返済分が含まれている

契約書で支払い回数と満了時期を確認する。満了後に金額が下がるか要確認

④一度も更新していない

公開時から内容が変わっていない。アクセス状況も分からない

金額より先に「使えていない」ことが問題。レポートの有無を確認する

特に③は、支払いが終わったあとも同じ金額の引き落としが続いていることに気づかないまま、数年が過ぎているケースがあります。心当たりがあれば、契約書の支払い回数の欄を一度ご確認ください。

④は少し性質が違います。金額が高いのではなく、払っているものを活用できていない状態です。この場合は乗り換えよりも、更新しやすい仕組みに作り替えるほうが効果的なことが多く、判断の目安はホームページのリニューアルは何年ごと?で整理しています。

乗り換え前に確認する3つのこと

見直しの結果、別の会社に移ることを検討するなら、動き出す前に次の3点を確認します。ここが乗り換えのしやすさをほぼ決めます。

確認すること

確認の方法

注意が必要なケース

ドメインの名義

契約書、またはドメイン管理会社からの更新通知メール。「Whois検索」で登録者情報を調べることもできる

登録者が制作会社名になっている場合。移管の交渉が必要になる

データの所在

掲載中の文章・写真の元データが手元にあるか。ロゴの元データも含めて確認する

元データがなくても、公開中のページから文章・画像は取得できる場合が多い

契約の縛り

最低契約期間、解約の申し出期限(○か月前まで、など)、中途解約時の費用

解約の申し出期限を過ぎると自動更新され、1年待つことになる場合がある

いちばん大切なのはドメインの名義です。ドメインは、名刺やチラシに印刷したアドレスであり、これまで検索エンジンに積み上げてきた評価そのものでもあります。自社名義であれば、管理会社を移すだけで今までのアドレスをそのまま使い続けられます。

制作会社名義になっていた場合も、多くは移管に応じてもらえます。「事業者の変更にあたり、ドメインの移管をお願いしたい」と依頼するだけです。仮に応じてもらえないときは、新しいドメインで作り直すという選択肢が残ります。その場合はアドレスが変わるため、検索での評価や被リンクは引き継げず、名刺やチラシの刷り直しも必要になります。だからこそ、次の契約では自社名義にしておくことが将来の自由につながります。この点は制作会社の選び方でも詳しく触れています。

乗り換えの手順と期間|今のサイトは止めずに切り替える

「サイトが一度消えてしまうのでは」と心配される方が多いのですが、順番さえ間違えなければその心配はありません。新しいサイトを裏側で作り上げてから、最後に切り替えるのが基本です。

順番

やること

期間の目安

担当

1

新しい制作会社に相談。現在の契約書を見せて、引き継げるものを確認する

数日

お客様+制作会社

2

新しいサイトを制作。今のサイトは公開したまま、裏側で進める

2〜4週間

制作会社

3

内容を確認・修正

数日

お客様

4

ドメインの移管手続き・切り替え作業

数日〜1週間

制作会社(申請の承認のみお客様)

5

新サイトの表示・メールの送受信を確認

1日

制作会社+お客様

6

問題がないことを確認してから、旧契約を解約

お客様

解約は最後です。先に解約してしまうと、サイトが消えてからの制作になり、その期間は検索してもお店の情報が出てこない状態になります。順番を守れば、お客様から見て変わるのは「ある日サイトが新しくなっていた」という一点だけです。

お客様に実際に手を動かしていただくのは、基本的に①契約書を見せる、②移管申請の承認メールに返信する、③内容を確認するの3つだけです。ドメインやサーバーの技術的な作業は制作会社の仕事ですので、専門用語が分からなくても問題ありません。

ひとつだけ、日程に影響する点があります。ドメインの移管には手続き上のルールがあり、.comや.netなどは登録直後や前回の移管から60日以内は移管できないとされています(ICANNのポリシー)。また、移管ロックの解除や認証コードの取り寄せが必要で、JPドメインの場合は認証コードに有効期限が設定されています。更新期限が目前に迫っているときも手続きが間に合わないことがあるため、ドメインの更新月の1〜2か月前には動き出すと余裕を持って進められます(※2026年7月執筆時点のルールです。最新の条件は各ドメイン管理会社にご確認ください)。

なお、制作そのものにかかる期間の考え方はホームページリニューアルの期間は?で工程別に解説しています。

乗り換えないという選択肢もある

正直に申し上げると、乗り換えが常に正解ではありません。次の場合は、今の会社に相談したほうが早く解決します。

  • サイトの内容と対応に不満はなく、金額だけが気になる場合——使っていない機能を外した下位プランがないか聞いてみる
  • 更新を頼む頻度が少ない場合——自社で更新できる範囲を広げてもらい、その分プランを軽くできないか相談する
  • 契約更新まで期間が空いている場合——解約の申し出期限を確認したうえで、次の更新時期に合わせて検討する

相談するときは、「高いので下げてください」より、事実ベースで聞くほうが話が進みます。たとえば「この1年で修正のご依頼が2回でした。現在のプランに含まれている内容を改めて教えていただけますか」「使っていない機能があれば外して、料金を調整いただくことは可能でしょうか」といった聞き方です。内訳を尋ねるのは発注者として当然のことですので、遠慮は不要です。

当社にご相談いただく場合

参考までに、当社の場合をお伝えします。株式会社山のむこうでは、初期費用12万円・月額5,000円(税別)で、サーバー・ドメイン・SSL・保守・写真や文章の差し替え対応・月次アクセスレポートまでを月額に含めています。他社サイトからの乗り換え(リニューアル)も同じ料金です。

乗り換えのご相談では、次のように進めます。

  • 現在の契約書やドメインの更新通知メールを拝見し、引き継げるもの・引き継げないものを先にお伝えします。「まだ解約しないほうがよい」という結論になることもあります
  • ご契約前にプロトタイプ(仮デザイン)を無料でご確認いただけます。ヒアリングした内容をもとに、文章や画像もこちらで作成して組み込んだ状態でお見せしますので、印刷したものに赤ペンで修正指示を書き込んでいただくだけで進みます
  • 制作中も現在のサイトは公開したままで、裏側で新しいサイトを組み立て、完成後に切り替えます

「乗り換えるべきかどうかの判断だけ手伝ってほしい」というご相談も歓迎しています。

よくある質問

Q. 乗り換えにはいくらかかりますか?

A. 新しくサイトを作り直す費用がかかるため、実質的にはリニューアル費用と同じ考え方になります。ドメインの移管手数料は千円台のことが多く、大きな負担にはなりません。ただし旧契約に中途解約の費用が設定されている場合はその分が加わります。制作費の相場観は山形のホームページ制作費用相場をご覧ください。

Q. ドメインが制作会社の名義でした。取り戻せますか?

A. 多くの場合、移管の依頼に応じてもらえます。まずは「契約終了にあたりドメインを当社名義へ移管したい」と書面やメールで依頼してください。応じてもらえない場合は、新しいドメインで作り直す判断になります。その際は検索評価が一からになるため、公開後にGoogleへの登録申請や、名刺・チラシの表記変更をあわせて行います。

Q. 今のサイトのデータをもらえない場合はどうなりますか?

A. 公開されているページの文章や写真は、画面から取得して新しいサイトに移せることがほとんどです。ただし写真は解像度が落ちている場合があるため、撮影時の元データが手元にあれば併せてご用意ください。ロゴの元データも同様です。

Q. 乗り換えると検索順位は下がりませんか?

A. ドメインが同じであれば、これまでの評価は基本的に引き継がれます。ページの構成が変わってURLが変わる場合は、旧URLから新URLへ転送する設定(リダイレクト)を入れることで影響を抑えられます。この設定は制作会社側で行う作業ですので、依頼時に「旧URLの転送もお願いします」と一言添えておくと確実です。

まとめ|金額を下げる前に、中身を確かめる

最後に要点をまとめます。

  • 維持費が適正かは「含まれる範囲・この1年で使った回数・3年の総額」の3つで判断する
  • 高くなりやすいのは、使っていないプラン・都度課金の積み重ね・分割払いの残り・活用できていない状態の4パターン
  • 乗り換えの可否はドメインの名義でほぼ決まる。契約の解約時期とあわせて先に確認する
  • 切り替えは新サイトを裏側で作ってから公開し、解約は最後。今のサイトは止まらない
  • 今の会社にプラン見直しを相談して解決することもある。乗り換えは手段のひとつ

山のむこうでは、初期費用12万円・月額5,000円(税別)ですべて込みのプランをご用意し、他社サイトからの乗り換えも同料金で承っています。ご契約前にはプロトタイプ(仮デザイン)を無料でご確認いただけますので、「作ってみたら思っていたのと違った」ということもありません。今の契約書やドメインの更新通知メールをお手元にご用意のうえ、まずはお気軽にご相談ください。

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