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ホームページの維持費は何に払ってる?内訳と相場をやさしく解説

Web制作・集客のヒント
2026年7月19日
ホームページ制作
山形県
中小企業
費用相場
維持費

「ホームページの維持費として毎月お金を払っているけれど、正直、何の代金なのかよく分かっていない」「これから作りたいが、月々いくらかかるのかが不安」——。

維持費は、制作費と違って“買って終わり”ではない分、分かりにくさの正体です。先に結論をお伝えすると、ホームページの維持費の中身は「土地代(サーバー・ドメイン)」「安全代(保守)」「作業代(更新・サポート)」の3層に分解できます。そして必要な金額は、この3層のうちどこまでを誰がやるかで決まります。よく見かける「維持費の相場は月1〜3万円」という数字は運用作業まで外注した場合の話で、小規模なサイトの土台の維持だけなら月数千円程度からが実態です。

この記事では、山形でホームページ制作を行う株式会社山のむこうが、維持費の内訳と相場、払わずに放置した場合に起きること、契約前に確認すべきポイントを解説します。最後に、当社の月額5,000円の中身もそのまま開示します。

要点の先出し

  • 維持費の中身は「土地代・安全代・作業代」の3層。土地代(サーバー・ドメイン・SSL)は年1〜2万円程度で全サイト必須
  • 「相場は月1〜3万円」は更新作業や運用まで外注した場合。どこまで任せるかで金額は大きく変わる
  • 維持費をやめる(放置する)と、警告表示・ドメイン失効・改ざんなど実害のあるリスクにつながる
  • 契約前の確認は3つ:月額に何が含まれるか/ドメインの名義/解約時の扱い

維持費の内訳:中身は3層に分かれる

まず、「維持費」とひとくくりにされているものを分解します。

項目

役割

一般的な金額の目安

① 土地代(必須)

サーバー代・ドメイン代・SSL証明書

ホームページを置く場所、住所(〇〇.jpなど)、通信の暗号化。どれが欠けてもサイトは正常に表示されない

合計で年1〜2万円程度

② 安全代

保守・システム更新・バックアップ

サイトを動かすシステム(WordPressなど)を安全な状態に保つ。古いまま放置すると改ざん被害の入り口になる

月数千円〜1万円程度

③ 作業代

更新作業・修正対応・レポート等のサポート

文章や写真の差し替え、お知らせ掲載などの人の作業。ここが月額の差が一番出る部分

月額込み〜都度数千円/回など様々

(④ 攻めの費用)

SEO対策・記事制作・広告など

集客を強化するための任意の投資。維持費というより販促費

月数万円〜(任意)

ポイントは、①だけは全サイト共通で必須、②③は「誰がやるか」で金額が変わり、④は任意だということです。「維持費が高い・安い」を比べるときは、この層のどこまでが含まれた金額なのかを揃えないと比較になりません。

パターン別:維持費の相場早見表

「どこまで自分でやるか」のパターン別に、一般的な月額の目安を整理します。

パターン

月額の目安

内容と注意点

自作ツール(Wix等)の有料プラン

1,000〜3,000円前後

土地代とシステムはツール込み。更新作業はすべて自分

自分でサーバー契約して自力管理

1,000〜2,000円程度

もっとも安いが、保守・更新・トラブル対応もすべて自分

制作会社の月額プラン(保守・軽微な修正込み)

5,000円〜3万円程度

土地代+安全代+一定の作業代のセット。含まれる範囲は会社ごとに大きく異なる

更新・運用まで全面外注

2〜5万円程度〜

記事制作や集客施策まで任せるケース。「相場1〜3万円」という記事はこの層を指すことが多い

山形県内の小規模な店舗・会社サイトであれば、多くの場合は「制作会社の月額プラン」の下の方の帯で十分です。逆に、月額が高くても③の作業代がほとんど含まれておらず、修正のたびに都度費用がかかる契約もあります。金額の大小より「含まれる範囲」が本体です。

維持費を払わない(放置する)とどうなる?

「作った後はお金をかけたくない」というお気持ちは自然ですが、維持費ゼロの放置には具体的な実害があります。

①ドメインの失効。ドメイン(〇〇.jpなどのアドレス)は年単位の更新制です。更新が止まるとサイトもメールも突然使えなくなり、最悪の場合、失効したドメインを第三者に取得されることもあります。名刺やチラシに刷ったアドレスが他人のものになる——これが一番怖いパターンです。

②SSL切れの警告表示。SSL証明書が切れると、お客様のブラウザに「この接続は保護されていません」といった警告が出ます。お店を調べに来た人を入り口で追い返すようなものです。

③改ざん・乗っ取りの入り口になる。WordPressをはじめとする、サイトを動かすシステム(CMS)は、定期的な更新を前提に作られています。更新せず放置するとセキュリティの穴が残り続け、改ざん被害の入り口になります。特にWordPressは利用者が多い分、古いバージョンを狙った攻撃も多く、被害に遭うと復旧費用の方が維持費よりずっと高くつきます。

④情報が古いまま信頼を削る。営業時間や料金が実際と違うサイトは、情報がないことよりたちが悪く、お客様との信頼を静かに損ないます。古いサイトを放置するリスクの全体像はホームページのリニューアル時期はいつ?で詳しく解説しています。

つまり維持費①②は「効果を出すための費用」ではなく、「マイナスを発生させないための費用」です。火災保険に近い性質だと考えると納得しやすいと思います。

契約前に確認したい3つのポイント

ポイント1|月額に何が含まれるかを書面で確認する。特に「文章や写真の差し替えは月額の範囲内か、都度費用か」「都度の場合はいくらか」。ここが曖昧なまま契約すると、公開後に「ちょっとした修正のたびに数千円〜数万円」となり、更新が億劫になってサイトが放置される悪循環に入ります。

具体的には、次のチェックリストを見積もりや契約書と突き合わせてみてください。今すでに管理をお願いしている会社への確認にもそのまま使えます。

チェック項目「どこまでやってくれますか?」

確認の観点

サーバー・ドメイン・SSLの管理と更新

月額込みか/実費が別請求か。ドメインの更新忘れを防ぐ体制があるか

システム(WordPress等)の更新・バックアップ

誰がいつやるのか。バックアップからの復旧は対応してもらえるか

文章・写真の軽微な修正

月額の範囲内か、都度費用か。都度なら1回いくら・納期はどのくらいか

お知らせ・営業時間変更などの更新代行

依頼方法(メール・電話・LINE等)と反映までの早さ

トラブル時の対応(表示崩れ・改ざん等)

月額内で対応か、別料金か。連絡してからの対応スピード

月次アクセスレポート

何人が見て、どのページが読まれたかの報告があるか。効果が見えないと維持費は「払いっぱなし」になりがち

ポイント2|ドメインとサーバーの名義を確認する。ドメインが制作会社名義になっていると、解約や乗り換えの際に持ち出せずトラブルになるケースがあります。自社名義か、解約時に譲渡してもらえるかを契約前に確認してください(この点は制作会社の選び方のポイント4でも詳しく解説しています)。

ポイント3|最低契約期間と解約時の扱い。最低契約期間(縛り)の有無、中途解約時の違約金、解約後にサイトのデータを引き継げるか。月額が安く見えても長期縛りがあると、総額では高くつくことがあります。

当社の場合:月額5,000円の中身を全部開示します

参考として、当社の月額プランの中身をそのまま書きます。当社は月額5,000円(税別)で、先ほどのチェックリストの全項目——月次アクセスレポートまで——を含めています。

  • ① 土地代:サーバー代・ドメイン代・SSL証明書
  • ② 安全代:システムの更新・保守・バックアップ
  • ③ 作業代:営業時間や料金変更などの軽微な修正対応、月次アクセスレポート(何人がサイトを見て、どのページが読まれているかを毎月ご報告)

つまり3層すべて込みで、修正のたびの追加請求はありません。初期費用12万円とあわせた「3年間の総額」で見ると30万円(月あたり約8,300円)になります。維持費だけを切り出して比べるより、初期費用+月額×36か月の総額で比較するのが、料金体系の異なる会社同士を公平に比べるコツです。この考え方と山形県内の相場観は山形県のホームページ制作費用相場で詳しく解説しています。

よくある質問

Q. 維持費を安くするために、サーバーやドメインを自分で契約した方がいいですか?

A. 金額だけ見れば月1,000〜2,000円程度まで下げられますが、保守・システム更新・トラブル対応も自分で担うことになります。更新が止まって放置される事例が多いのも事実です。ご自身の時間コストまで含めた判断の考え方はホームページは自作と依頼どっちがいい?で詳しく解説しています。

Q. 「月額無料・維持費0円」をうたう制作サービスは大丈夫ですか?

A. サーバーやドメインには実費が必ず発生するため、どこかで回収される仕組みになっています。初期費用に上乗せされている、広告が表示される、修正が都度有料、長期契約が前提——といったパターンが典型です。悪いとは限りませんが、「無料の理由」と総額を必ず確認してください。

Q. 今の維持費が高い気がします。乗り換えられますか?

A. 可能です。ただしドメインの名義と現在の契約の解約条件によって、引き継げるもの・作り直すものが変わります。今の契約内容が分かる書類(またはドメインの管理画面情報)を用意してご相談いただくとスムーズです。当社でも乗り換えのご相談を承っています。

Q. 維持費の内訳を今の管理会社に聞いてもいいのでしょうか?

A. まったく問題ありません。「月額に含まれる作業の範囲を教えてください」という確認は発注者として当然の権利です。本文のチェックリストをそのまま質問して構いません。誠実な会社であれば明確に答えてくれます。逆に、内訳の説明を渋る場合は見直しを検討するサインかもしれません。

まとめ|維持費は「金額」より「含まれる範囲」で見る

最後に、要点をもう一度。

  • 維持費の中身は土地代(サーバー・ドメイン・SSL)/安全代(保守)/作業代(更新・サポート)の3層。土地代は全サイト必須で年1〜2万円程度
  • 「相場月1〜3万円」は運用まで外注した場合の話。小規模サイトなら月数千円台から成り立つ一方、含まれる範囲は会社ごとに大きく違う
  • 放置はドメイン失効・警告表示・改ざんという実害に直結する。維持費①②は保険に近い必要経費
  • 契約前の確認は「含まれる範囲・ドメインの名義・解約条件」の3つ。本文のチェックリストをそのままお使いください

山のむこうでは、初期費用12万円・月額5,000円(税別)で、サーバー・ドメイン・SSL・保守・軽微な修正・月次アクセスレポートまですべて込みにしています。「今払っている維持費が適正か見てほしい」「見積もりの内訳の見方が分からない」というご相談だけでも歓迎です。ご契約前にはプロトタイプ(仮デザイン)を無料でご確認いただけます。

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