「ホームページはあるにはあるけど、作ったのは10年近く前。担当してくれた人ももういないし、更新の仕方もわからない——」
山形県内の事業者さまからのご相談で、実はとても多いパターンです。「ないよりはマシだろう」とそのままにしているサイト、心当たりはないでしょうか。
結論からお伝えすると、古いホームページの放置は「効果がゼロ」では済まず、お客様を逃がしたり、会社の信頼を下げたりと、マイナスに働いていることがあります。この記事では、山形でホームページ制作を行う株式会社山のむこうが、リニューアルを検討すべきサインと放置のリスク、費用の目安、そして失敗しないための注意点を解説します。
まず確認:リニューアルを検討すべき5つのサイン
次のうち、当てはまるものはいくつありますか。
- スマートフォンで見ると、文字が小さく表示されて読みづらい
- アドレスが「https」ではなく「http」のまま(鍵マークが付かない)
- 最終更新が1年以上前。「お知らせ」が数年前で止まっている
- 営業時間・料金・スタッフなど、実際と違う情報が載っている
- 自分たちでは更新できず、直したい箇所をそのままにしている
2つ以上当てはまるなら、リニューアルを検討するタイミングです。なぜこれらを放置するとまずいのか、順番に見ていきましょう。
古いホームページを放置する5つのリスク
リスク1|スマホのお客様を逃がしている
いまお店や会社を探すお客様の多くは、スマートフォンで検索しています。実際、当社が制作・運営している山形県南陽市のカフェのホームページでは、検索からのアクセスの83%がスマートフォンでした(詳しいデータは山形の小さなカフェにホームページで月700人が訪れる理由で公開しています)。
パソコン向けにしか作られていない古いサイトは、スマホで開くと文字が米粒のように小さく、拡大しないと読めません。多くの人はそこで読むのをあきらめて、見やすい他社のサイトへ移ってしまいます。
リスク2|古い情報が、お客様との信頼を壊す
「サイトに載っていた営業時間に行ったら閉まっていた」「電話番号が変わっていて繋がらなかった」——一度こうした体験をしたお客様は、なかなか戻ってきません。間違った情報を載せ続けることは、情報がないことよりもたちが悪いのです。
リスク3|セキュリティの警告が表示される
アドレスが「http」のまま(SSL非対応)のサイトは、ブラウザによっては「保護されていない通信」といった警告が表示されます。お客様に不安を与えるだけでなく、問い合わせフォームに入力された内容が暗号化されないという実際のリスクもあります。また、古いシステム(CMS)を更新せずに使い続けていると、改ざんや乗っ取りといった被害の入り口になることもあります。
リスク4|検索結果で不利になる
Googleはスマホ対応・表示速度・SSL対応などを評価の要素にしています。古いサイトはこれらの点で不利になりやすく、「地域名+業種」で検索されたときに、きちんと整備された競合のサイトより下に表示されがちです。せっかくホームページを持っていても、見つけてもらえなければ存在しないのと同じです。
リスク5|会社の「今」が古く見える
ホームページの印象は、そのまま会社の印象になります。デザインが明らかに一昔前のものだと、「この会社、今もちゃんと営業しているのかな」という余計な不安を与えかねません。これはお客様だけでなく、求人に応募しようか迷っている人や、取引を検討している相手にも同じことが言えます。
リニューアルの費用はどのくらい?
「リニューアルは大工事だから、新しく作るより高くつくのでは」と身構えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。費用の考え方は基本的に新規制作と同じで、作り直すページ数や機能の量で決まります。会社案内やお店の紹介といった一般的な規模のサイトなら、初めて作るときと同じ予算感で収まります。むしろ既存サイトの文章や写真を活かせる分、素材準備の手間が減ってスムーズに進むことも多いのです。
一般的な費用の相場観は山形県のホームページ制作費用相場で詳しく解説していますが、依頼先によって初期数十万円〜と幅があります。当社の場合は、リニューアルも新規制作と同じ初期費用12万円・月額5,000円(税別、サーバー/ドメイン/SSL込み)で承っています。スマホ対応・SSL対応はもちろん標準です。
このとき大切なのは、「今のサイトの何が問題で、リニューアルで何を達成したいのか」を先に決めることです。見た目を新しくするだけのリニューアルは、数年後にまた同じ悩みを繰り返します。「スマホのお客様を取りこぼさない」「地域検索で見つけてもらう」「自分たちで更新できるようにする」——目的が決まれば、必要なものとそうでないものがはっきりします。
リニューアルで失敗しないための3つの注意点
(1)ドメイン(アドレス)は引き継ぐ
長く運用してきたドメインには、Googleからの評価や、名刺・チラシ・お客様のブックマークといった資産が積み上がっています。リニューアルの際は、原則として今のドメインをそのまま使うのが鉄則です。やむを得ず変える場合も、旧アドレスから新アドレスへの転送(リダイレクト)を必ず設定してもらいましょう。
(2)ドメインとデータの「名義」を確認する
ここでつまずくケースが少なくありません。ドメインが以前の制作会社の名義になっていると、引き継ぎに時間がかかったり、最悪の場合持ち出せなかったりします。リニューアルを考え始めたら、まず今の契約内容とドメインの名義を確認してください。確認すべきポイントは山形のホームページ制作会社の選び方のポイント4で詳しく解説しています。
(3)「更新できる体制」までセットで考える
いま放置状態になっているのは、更新の仕組みや依頼先がなかったことが原因のはずです。同じことを繰り返さないために、リニューアル後は「誰が・どうやって・いくらで更新するのか」まで決めておきましょう。自分で簡単に更新できる仕組みにするのか、月額サポートに更新を含めるのか、契約前に確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. 今のホームページのアドレス(ドメイン)はそのまま使えますか?
A. ドメインの名義と管理状況によりますが、多くの場合は引き継いで使えます。今の契約内容がわかる書類(またはドメインの管理画面情報)があるとスムーズです。名義が前の制作会社になっている場合は、譲渡の手続きが必要になることがあります。
Q. 前の制作会社と連絡が取れなくなっています。リニューアルできますか?
A. 状況次第ですが、対応できるケースは多くあります。ドメインやサーバーの契約状況を調査したうえで、引き継げるもの・作り直すものを整理して進めます。まずは現状わかる情報だけで構いませんので、ご相談ください。
Q. リニューアルの期間はどのくらいかかりますか?
A. 当社の場合、通常2〜4週間、既存サイトの文章や写真を活かせる場合は最短1週間で公開できます。現在のサイトは公開したまま裏側で新サイトを制作し、完成後に切り替えるため、公開が途切れる心配はありません。
Q. 費用を抑える方法はありますか?
A. 既存の文章・写真素材を活かすことと、目的を絞ってページ構成をシンプルにすることが、費用を抑える近道です。相場の考え方は山形県のホームページ制作費用相場をご覧ください。
まとめ|「ないよりマシ」から「働くホームページ」へ
最後に、要点をもう一度。
- スマホで見づらい・SSL非対応・情報が古い——2つ以上当てはまるならリニューアルの検討時期
- 古いサイトの放置は効果ゼロではなく、機会損失や信頼低下というマイナスを生む
- リニューアルではドメインの引き継ぎ・名義の確認・更新体制の3点を押さえる
山のむこうでは、リニューアルのご相談も初期費用12万円・月額5,000円(税別)で承っています。ご契約前にプロトタイプ(仮デザイン)で「新しくなったらこうなる」を無料でご確認いただけるので、今のサイトとの違いを見てから判断できます。「まず今のサイトの問題点を知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。