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ホームページは自作と依頼どっちがいい?費用と時間で正直に比較

Web制作・集客のヒント
2026年7月18日
ホームページ制作
山形県
中小企業
費用相場
自作

「Wixやジンドゥーならホームページを自分で作れるらしい。制作会社に頼むと10万円以上かかるし、自作でいいのでは?」

その感覚は間違っていません。実際、いまの作成ツールはよくできていて、パソコンが得意な方なら見られるホームページを自分で作ることは十分可能です。ただ、先に結論をお伝えすると、自作と依頼のどちらが得かは「お金」だけでなく「時間」まで含めて比べないと判断を誤ります。ツール代は月数千円でも、作るのにかかる時間はおよそ40〜100時間。この時間を本業に使った場合の売上と比べてどうか——が本当の分かれ目です。

この記事では、山形でホームページ制作を行う株式会社山のむこうが、自作・依頼それぞれの「お金と時間の本当のコスト」を試算し、どちらが向いているかを判断できるチェックリストを解説します。制作会社の立場ですが、自作が向いている方には正直に「自作でいい」とお伝えする記事です。

要点の先出し

  • 自作の費用はツール代だけなら年1〜3万円程度。ただし学習と制作に40〜100時間かかるのが相場
  • その時間を時給換算すると、自作の本当のコストは依頼と同等か、それ以上になることが多い
  • 時間に余裕があり、作ること自体を楽しめる方は自作向き。本業が忙しい方・集客目的の方は依頼が近道
  • 自作で始めて途中から依頼に切り替えることも可能。ただしアドレス(ドメイン)の扱いに注意

自作の本当のコスト:ツール代より「時間」が高い

お金のコスト:年1〜3万円程度から

Wixやジンドゥーなどのホームページ作成ツールは、無料プランもありますが、ビジネス用途では有料プランが実質必須です。無料プランでは「〇〇.wixsite.com」のような借り物のアドレスになり、ツール側の広告も表示されるため、お客様に「ちゃんとしたお店かな?」という印象を持たれかねません。

独自ドメイン(〇〇.jpなど自社のアドレス)が使える有料プランは、ツールにもよりますがおおむね月1,000〜3,000円前後。年間では1〜3万円程度が目安です。ここだけ見れば、たしかに制作会社に依頼するより安く済みます。

時間のコスト:40〜100時間が相場

問題はこちらです。ホームページを自作する場合、おおよそ次の作業が発生します。

作業

内容

時間の目安

ツールの使い方を覚える

編集画面の操作、独自ドメインの設定など

5〜15時間

構成・デザインを考える

ページ構成、テンプレート選び、配色・レイアウト調整

10〜30時間

文章を書く

トップ・メニュー・会社概要・アクセスなど全ページ分

10〜30時間

写真の用意と調整

撮影・選定・明るさ調整・サイズ変更

5〜15時間

スマホ表示の確認・修正

スマホで崩れる箇所の調整(意外とここが大変です)

10〜20時間

合計すると40〜100時間。もちろん個人差はありますが、初めての方が「人に見せられる状態」まで仕上げるには、これくらいを見ておくのが現実的です。週末に2〜3時間ずつ進めると、完成まで3〜6か月かかる計算になります。

時給換算してみる

この時間を、ご自身の「時給」で換算してみてください。たとえば1時間あたり2,000円分の仕事をしている方(月商や粗利から逆算してみてください)なら——

制作にかけた時間

時給2,000円換算

時給3,000円換算

40時間

80,000円

120,000円

70時間

140,000円

210,000円

100時間

200,000円

300,000円

「無料〜数万円で作れる」はずの自作が、時間まで含めると10万円〜30万円のコストになり得る——これが自作の本当のコストです。逆に言えば、この時間を捻出しても惜しくない状況(後述します)なら、自作は合理的な選択です。

依頼のコスト:お金はかかるが、時間はほぼゼロ

制作会社に依頼する場合の費用は、依頼先のタイプによって幅があります。一般的な相場は初期数十万円〜で、詳しくは山形県のホームページ制作費用相場で解説していますが、小規模事業者向けには初期10〜30万円程度で制作する会社もあります。

依頼の場合、発注者側がやることは「ヒアリングに答える」「素材を渡す」「確認して修正指示を出す」の3つ。かかる時間は合計でも数時間程度です。制作期間中も本業を止める必要はありません。ちなみに当社の場合は初期費用12万円・月額5,000円(税別、サーバー・ドメイン・SSL込み)で、ヒアリングをもとに文章や画像も当社側で作成するため、お客様にしていただくのは印刷したプロトタイプ(仮デザイン)に赤ペンで修正指示を書き込むことだけです。

つまり自作と依頼の比較は、正確にはこうなります。

自作=お金を節約して、時間で払う。依頼=時間を節約して、お金で払う。

自作 vs 依頼:6項目で比較

自作(Wix・ジンドゥー等)

制作会社に依頼

お金

年1〜3万円程度〜

初期10万円〜+月額

自分の時間

40〜100時間

数時間(ヒアリング・確認のみ)

デザイン

テンプレート次第。調整は自分

業種・お店に合わせて設計してもらえる

地域検索への強さ

設定・文章づくりを自分で勉強する必要あり

地域の検索事情を踏まえて構成してもらえる

公開後の更新

自分でできる(やり方は覚えたまま)

会社によって異なる。依頼の都度費用の場合も

挫折リスク

あり(作りかけで放置が起きやすい)

ほぼなし(完成まで並走してもらえる)

依頼先のタイプ(総合型・格安テンプレート型・地域密着型など)ごとの違いは山形でおすすめのホームページ制作会社は?タイプ別の選び方と探し方で詳しく解説しています。

診断:自作が向いている人・依頼が向いている人

自作が向いている人

  • 時間に比較的余裕がある(開業準備中、繁忙期前など)
  • パソコン作業が苦にならず、作ること自体を楽しめそう
  • まずは名刺代わりの1〜3ページで十分。集客は当面SNSや紹介が中心
  • 完成が数か月先になっても困らない

この条件に当てはまる方は、自作から始めるのは良い選択です。ツールを触るうちにWebへの理解も深まり、その経験は後で依頼する場合にも活きます。

依頼が向いている人

  • 本業が忙しく、40時間以上をホームページに割くのは現実的でない
  • 「地域名+業種」の検索で見つけてもらい、集客につなげたい
  • オープン日やイベントなど、公開の期限が決まっている
  • デザインの調整やスマホ表示の確認を自分でやり切る自信がない

1つでも強く当てはまるなら、依頼を軸に検討するのが近道です。特に「集客が目的」の場合、ホームページは作って終わりではなく、検索での見つかりやすさや来店につながる構成まで含めての勝負になります。実際にホームページ経由でどれくらいの集客が見込めるかは、実データを使ったカフェの費用対効果試算で具体的な数字を公開しています。

自作でよくある3つの挫折パターン

制作会社という立場上、自作を試みた後にご相談に来られる方のお話を伺う機会が多くあります。挫折には共通パターンがあるので、先に知っておくと対策できます。

パターン1|スマホ表示で心が折れる。パソコンでは綺麗にできたのに、スマホで見ると写真が巨大になったり文字が重なったり。いま閲覧の8割以上はスマホなので、ここは妥協できない部分ですが、調整には根気が必要です。

パターン2|文章が書けずに止まる。ツールの操作より、実は「何をどう書くか」で止まる方が多数派です。トップページの一言、お店の紹介文、メニューの説明——白紙から書くのは、プロでも時間がかかる作業です。

パターン3|8割完成で放置される。「あとは写真を入れ替えるだけ」の状態で本業が忙しくなり、数か月そのまま……というケースです。未完成のまま公開すると、かえって印象を下げることもあります。

もし途中で「これは時間が合わない」と感じたら、そこから依頼に切り替えるのも全く問題ありません。書きかけの文章や集めた写真は、制作会社に渡す素材としてそのまま活きます。1点だけ注意があります。自作ツールで取得した独自ドメイン(アドレス)は、他社への引っ越しに手続きが必要な場合があります。切り替えを考え始めたら、ドメインをどこで取得したかを確認しておきましょう(この確認ポイントは制作会社の選び方のポイント4でも解説しています)。

よくある質問

Q. 制作会社に依頼すると費用はどのくらいかかりますか?

A. 依頼先のタイプによって初期数万円〜100万円超まで幅があります。相場の全体像と見積もりの内訳は山形県のホームページ制作費用相場をご覧ください。当社の場合は初期費用12万円・月額5,000円(税別)です。

Q. 自作したホームページを、後からプロに作り直してもらえますか?

A. 可能です。既にある文章や写真を素材として活かせるため、ゼロから作るよりスムーズに進むことも多いです。ドメイン(アドレス)を引き継げるかどうかは取得先によるため、現在の契約情報を用意してご相談ください。

Q. AIでホームページが作れるサービスはどうですか?

A. たたき台を素早く作る道具としては便利です。ただし、お店の強みが伝わる文章への仕上げ、地域検索への対応、公開後の更新体制は結局人が判断する部分として残ります。「AIで作った案をもとに自分で仕上げられるか」を、この記事の時間試算に当てはめて考えてみてください。

Q. 自作でも検索で上位に出せますか?

A. 可能ですが、ツール任せでは難しく、ページ構成やキーワードの入れ方を学ぶ時間が別途必要です。特に「地域名+業種」で見つけてもらうには地域の検索事情の理解が効いてきます。集客を主目的にするなら、この部分こそ依頼の価値が大きい領域です。

まとめ|「浮くお金」と「消える時間」を天秤にかける

最後に、要点をもう一度。

  • 自作はツール代こそ年1〜3万円程度だが、学習と制作に40〜100時間かかる。時給換算すると依頼費用と同等以上になることも
  • 時間に余裕があり作ることを楽しめるなら自作、本業が忙しい・集客目的・期限があるなら依頼が合理的
  • 自作で始めて途中から依頼への切り替えも可能。ドメインの取得先だけ確認しておく

山のむこうでは、初期費用12万円・月額5,000円(税別)で、ヒアリングをもとに文章や画像の作成まで当社側で行っています。ご契約前にプロトタイプ(仮デザイン)を無料でご確認いただけるので、「自作を続けるか、任せるか」を実物を見てから判断できます。作りかけのサイトからの引っ越しのご相談も歓迎です。

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