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【ホームページ効果試算】学習塾・習い事教室は生徒1人で元が取れる?粗利から計算してみた

Web制作・集客のヒント
2026年7月17日
ホームページ制作
学習塾
費用対効果
集客
山形県

「何人の生徒さんがホームページ経由で来てくれたら、費用を上回ってプラスになるのか」を業種ごとの収支構造から計算しているこのシリーズ(第1回:美容室版)。第7回は学習塾・習い事教室です。

塾や教室は、これまでの業種と決定的に違う点があります。月謝制——つまり、生徒さんが1人入会すると、収入が一度きりではなく毎月続くということです。この「ストック型」の収支構造は、ホームページの費用対効果の計算において、シリーズで最も強い結果を生みます。

先に結論をお伝えすると、当社の料金をもとにしたモデルケースでは、ホームページきっかけの生徒さんが「常に1人」在籍していれば、毎月の費用を上回ります。入会ベースで数えても、年に1人。順を追って見ていきましょう。

※この記事の数字は、仮定を置いたモデルケースによる試算です。効果をお約束するものではありません。月謝や在籍期間は教室によって異なるため、記事の後半にある計算式にご自身の数字を当てはめてみてください。

試算の前提を決める

ホームページの費用:3年間で30万円=月あたり約8,300円

ホームページの費用は、初期費用と月額維持費を合わせた「3年間の総額」で考えます。当社の料金プランの場合は次のとおりです。

項目

金額(税別)

初期費用

120,000円

月額 5,000円 × 36か月(サーバー/ドメイン/SSL込み)

180,000円

3年間の総額

300,000円(月あたり約8,300円・年10万円)

他社プランで検討中の方は、総額を差し替えれば同じ計算ができます(料金体系の見方は山形県のホームページ制作費用相場をどうぞ)。

モデルとなる教室の前提

前提項目

仮定した数字

月謝(生徒1人あたり)

10,000円

変動費率(教材・消耗品など)

売上の5%

生徒1人あたりの粗利(月間)

10,000円 × 95% = 9,500円

塾や教室は、売るのが先生の指導と時間であり、教材費は実費で別途いただく形も多いため、生徒さんが1人増えたときの追加コストはごくわずかです(教室の家賃や先生の人件費は固定費なので含めていません)。月謝は集団塾・個別指導・習い事の種類で幅がありますが、まずは1万円で計算し、後ほど早見表で幅をカバーします。

計算してみる:在籍1人で、毎月の費用を上回る

計算ステップ

計算

結果

① 毎月のホームページ費用

300,000円 ÷ 36か月

約8,300円

② 生徒1人の月間粗利

10,000円 × 95%

9,500円

③ 必要な在籍生徒数

8,300円 ÷ 9,500円

約0.9人 → 1人

生徒1人の月間粗利(9,500円)が、ホームページの月額費用(約8,300円)を上回りました。つまり、ホームページを見て入会してくれた生徒さんがたった1人、通い続けてくれている——それだけで費用はまかなえてしまうのです。シリーズ7業種の中で、最小の損益分岐です。

「ホームページきっかけの生徒さんが、常に1人いる」——ホームページを持つかどうかは、この状態を現実的だと思えるかどうかで判断できます。

月謝制だから、1人の入会が「毎月」効いてくる

この結果を生んでいるのが、冒頭で触れた月謝制=ストック型の収支構造です。飲食店や美容室では「今月の新規客」を毎月数え直す必要がありましたが、塾・教室では一度入会した生徒さんが、翌月も、その翌月も月謝を納めてくれます

入会ベースで数え直すと、仮に平均1年間通ってくれるなら、1人の入会がもたらす粗利は 9,500円 × 12か月 = 年間約11万円。ホームページの年間費用(10万円)を、年に1人の入会で上回ります。受験まで2〜3年通ってくれる生徒さんなら、その1人だけで2〜3年分の費用をまかなう計算です。

さらに塾・習い事には、きょうだいでの入会や「友達も一緒に」という広がりがあります。ホームページが連れてきた1人が、次の1人を連れてくる——この試算には含めていませんが、実際の教室運営ではおなじみの光景ではないでしょうか。

自分の教室の数字で計算してみよう

ここまでの計算は、次の1行にまとめられます。

必要な在籍生徒数 = 月あたりのホームページ費用 ÷(月謝 × 粗利率)

月謝別の早見表も置いておきます(月費用8,300円・粗利率95%の場合)。

月謝

生徒1人の月間粗利

黒字転換に必要な在籍生徒数

6,000円(習い事のイメージ)

5,700円

2人

8,000円

7,600円

1〜2人

10,000円

9,500円

1人

15,000円(集団塾のイメージ)

14,250円

1人

25,000円(個別指導のイメージ)

23,750円

1人

月謝6,000円のピアノ教室やそろばん教室でも、必要なのは2人。月謝1万円を超える塾なら1人です。「ホームページきっかけの生徒さん」がこの人数を下回り続ける状況の方が、むしろ考えにくいのではないでしょうか。

決めるのは保護者。だから「情報のある教室」が選ばれる

「在籍1人」という分岐が現実的である理由は、保護者の行動にあります。塾・習い事を決めるのは通う本人ではなく保護者です。毎月払い続ける月謝と、大切な子どもを任せるという2つの決断だからこそ、保護者は「地域名 塾」「地域名 ピアノ教室」で検索し、通える範囲の教室を2〜3件ピックアップして、ホームページで指導方針・月謝・先生の人柄を確認してから問い合わせます。ここが入会の分岐点で、月謝も先生も分からない教室は、比較の土俵に乗る前に静かに候補から外れてしまいます。

また、これまで紹介で生徒さんが集まっていた教室も、少子化で紹介の輪は年々小さくなります。引っ越してきたご家庭や、周りに通っている知り合いがいない保護者が頼るのは検索です。その受け皿を用意しておくことが、「常に1人」を満たし続ける仕組みになります。

ちなみに当社は、山形県内でダンススタジオ(Harmony DANCE STUDIO)のホームページ制作実績があるほか、自社でも探究教室「ESTEM」を運営しています。そしてこのESTEMには、実際にホームページがきっかけで年に数人の生徒さんが入会してくれています。この記事の損益分岐は「入会ベースで年に1人」——自分たちの教室運営の実感としても、決して高いハードルではありません。教室業の「保護者にどう伝わるか」を、運営者の目線でご提案できるのも、この経験があるからです。

よくある質問

Q. 月謝はホームページに載せるべきですか?

A. 載せることを強くおすすめします。保護者にとって「料金が分からない教室」への問い合わせは勇気がいるもので、月謝の記載がないだけで候補から外れてしまうことがあります。学年やコースで変わる場合は「〇〇円〜」という幅のある表記でも構いません。比較の土俵に乗ることが第一歩です。

Q. 生徒や教室の写真を載せるのが心配です

A. 顔が写らない後ろ姿や手元のアングル、授業風景の引きの写真など、個人が特定されない見せ方で教室の雰囲気は十分伝えられます。掲載する場合は保護者の許可を得るのが原則です。当社でも、掲載内容をご確認いただきながら進めますので、ご安心ください。

Q. 生徒募集以外の効果はないのですか?

A. あります。この試算には含めていませんが、時間割・月謝・休講のお知らせを整理して伝えられることで在籍のご家庭への連絡がスムーズになる、「知り合いに勧められた」保護者が検索したときの受け皿になり紹介の後押しをする、講師募集の入り口になる、といった効果も期待できます。試算は「新しい生徒さんだけで元が取れるか」という控えめな見積もりだとお考えください。

まとめ|「常に1人」なら、判断できる

最後に、今回の試算をまとめます。

  • ホームページの費用は3年総額30万円=月あたり約8,300円(当社プランの場合)
  • 月謝1万円・粗利率95%のモデルケースでは、ホームページきっかけの生徒さんが「常に1人」在籍していれば黒字。入会ベースなら年に1人
  • 月謝制のストック型だから、1人の入会が毎月効き続ける。当社運営の探究教室でも、実際にホームページきっかけの入会が年に数人ある

「ホームページは効果があるか分からない」を、「ホームページきっかけの生徒さんを、常に1人つくれるか」という判断できる問いに変えること——それがこの試算の目的です。山のむこうでは、学習塾・習い事教室のホームページを初期費用12万円・月額5,000円(税別)で制作しており、ご契約前にプロトタイプ(仮デザイン)を無料でご確認いただけます。ご自身の教室の数字での試算も一緒にできますので、お気軽にご相談ください。

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