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【ホームページ効果試算】美容室は何人の集客で元が取れる?粗利から計算してみた

Web制作・集客のヒント
2026年7月10日
ホームページ制作
美容室
費用対効果
集客
山形県

「ホームページを作った方がいいのは分かるけど、かけたお金に見合う効果があるのか分からない——」

ごもっともです。効果が見えないものにお金は出せません。そこでこのシリーズでは、「何人のお客様がホームページ経由で来てくれたら、費用を上回ってプラスになるのか」を、業種ごとの収支構造から実際に計算してみます。第1回は美容室です。

先に結論をお伝えすると、当社の料金をもとにしたモデルケースでは、単発の新規客で数えるなら月2人で黒字転換。そして美容室らしくリピートで数えるなら、「3年間で常連さんが3人」定着すれば費用をほぼ回収——1年にたった1人です。順を追って見ていきましょう。

※この記事の数字は、仮定を置いたモデルケースによる試算です。効果をお約束するものではありません。客単価や材料費率はお店によって異なるため、記事の後半にある計算式にご自身の数字を当てはめてみてください。

試算の前提を決める

まず、計算に使う数字をはっきりさせます。

ホームページの費用:3年間で30万円=月あたり約8,300円

ホームページは作って終わりではなく、月額の維持費がかかります。そこで「3年間使った場合の総額」で考えます。当社の料金プランの場合は次のとおりです。

項目

金額(税別)

初期費用

120,000円

月額 5,000円 × 36か月(サーバー/ドメイン/SSL込み)

180,000円

3年間の総額

300,000円(月あたり約8,300円)

つまりこの試算のゴールは、「月8,300円ぶんの粗利を、ホームページ経由のお客様で稼げるか」です。他社の料金プランで検討中の方は、この総額の部分をご自身の見積もりに差し替えれば同じ計算ができます(料金体系の見方は山形県のホームページ制作費用相場をどうぞ)。

モデルとなる美容室の前提

計算のために、次のようなお店を仮定します。

前提項目

仮定した数字

客単価(カット+αのイメージ)

6,000円

材料費率(カラー剤・シャンプーなど)

売上の10%

1人あたりの粗利

6,000円 × 90% = 5,400円

美容室は仕入れて売る商売ではないため、材料費の割合が小さく、売上の大部分が粗利になるのが収支構造の特徴です(人件費や家賃は固定費なので、お客様が1人増えたときの追加コストには含めていません)。この「粗利率の高さ」が、後の計算に効いてきます。

なお、リクルートの大規模調査「美容センサス」(2022年上期)によると、女性の美容室1回あたり利用金額は全国平均7,345円。この記事の「客単価6,000円」は、それよりも控えめな仮定です。つまりこれから行う試算は、少し厳しめに見積もった数字だと思ってください。

計算してみる:月2人の新規客で黒字転換

あとは割り算だけです。

計算ステップ

計算

結果

① 毎月のホームページ費用

300,000円 ÷ 36か月

約8,300円

② 新規客1人の粗利

6,000円 × 90%

5,400円

③ 必要な新規客数

8,300円 ÷ 5,400円

約1.5人 → 月2人

ホームページを見て来てくれた新規のお客様が月に2人いれば、その月の費用は回収してお釣りが来ます。1年間なら24人。営業日で考えれば、2週間に1人のペースです。

この試算の本当のゴールは「3年間で常連さん3人」

ここまでの「月2人」は、新規のお客様が1回来て終わり、という一番厳しい前提での計算です。しかし美容室は、気に入って通い続けてくれる常連さんで成り立つ商売。リピートを前提に数え直すと、この試算の見え方が変わります。

仮に、ホームページ経由で来た方が2か月に1回(年6回)通う常連さんになってくれたとしましょう。

項目

計算

金額(年間)

常連さん1人がもたらす粗利

6,000円 × 年6回 × 90%

約32,000円

常連さん3人がもたらす粗利

約32,000円 × 3人

約97,000円

ホームページの年間費用

300,000円 ÷ 3年

100,000円

常連さんがたった3人定着すれば、それだけで毎年の費用をほぼ回収できる計算です。言い換えれば、1年にたった1人。ホームページが連れてきた新しいお客様を、いつもどおりの接客で常連さんにする——それが1年に1回できれば元が取れる、ということです。

「3年間で、ホームページきっかけの常連さんを3人つくる」——ホームページを持つかどうかは、この目標を現実的だと思えるかどうかで判断できます。

自分のお店の数字で計算してみよう

ここまでの計算は、次の1行にまとめられます。

必要な新規客数(月) = 月あたりのホームページ費用 ÷(客単価 × 粗利率)

客単価別の早見表も置いておきます(月費用8,300円・粗利率90%の場合)。

客単価

1人あたり粗利

黒字転換に必要な新規客数

4,000円

3,600円

月3人

6,000円

5,400円

月2人

8,000円

7,200円

月1〜2人

10,000円

9,000円

月1人

カラーやトリートメントで単価が上がるほど、必要な人数は少なくなります。単価の高いメニューに来てほしいお店ほど、ホームページで「メニューの価値」をきちんと伝えることが費用対効果に直結する、とも言えます。

よくある質問

Q. ホームページ経由で来たお客様かどうか、どうやって分かるのですか?

A. 一番シンプルなのは、新規のお客様に「何を見て来られましたか?」と聞くことです。あわせて、当社のプランには月次アクセスレポートが含まれているため、何人がサイトを見て、どのページが読まれているかを毎月確認できます。来店数とアクセス数を並べて見ると、費用対効果の判断がしやすくなります。

Q. 他社の料金プランでも同じ計算はできますか?

A. できます。「初期費用+月額×36か月」で3年総額を出し、36で割って月あたり費用を出せば、あとは同じ式です。料金体系ごとの総額の考え方は山形県のホームページ制作費用相場で解説しています。

Q. 新規客が増える以外の効果はないのですか?

A. あります。この試算にはあえて含めていませんが、既存のお客様がメニューや料金を確認して単価の高いメニューを選びやすくなる、電話での問い合わせ対応が減る、求人応募のハードルが下がる、といった効果も期待できます。試算は「新規客だけで元が取れるか」という控えめな見積もりだとお考えください。ホームページが美容室で果たす役割の全体像は美容室にホームページは必要?で解説しています。

まとめ|「3年で常連さん3人」なら、判断できる

最後に、今回の試算をまとめます。

  • ホームページの費用は3年総額30万円=月あたり約8,300円(当社プランの場合)
  • 客単価6,000円・粗利率90%のモデルケースでは、単発の新規客なら月2人で黒字転換
  • リピートで数えるなら、3年間で常連さん3人(1年に1人)の定着で毎年の費用をほぼ回収。これがこの投資の実質的なゴール

「ホームページは効果があるか分からない」を、「3年でホームページきっかけの常連さんを3人つくれるか」という判断できる問いに変えること——それがこの試算の目的です。山のむこうでは、美容室のホームページを初期費用12万円・月額5,000円(税別)で制作しており、ご契約前にプロトタイプ(仮デザイン)を無料でご確認いただけます。ご自身のお店の数字での試算も一緒にできますので、お気軽にご相談ください。

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