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アクティブラーニングの必要性

こんにちは。
ESTEMの渡辺です。

「アクティブラーニング」をご存知でしょうか。

近年、よく耳にする言葉であり、教育方針として推奨されている1つの学び方です。この学び方自体は特別新しいものではないですが、注目される理由について触れていきたいと思います。

また、実際にどのような取り組みをしているのか、一体どんな目的でこのアクティブラーニングをするのか、取り入れるメリット、指摘されているデメリットや課題についても深堀していきます。

アクティブラーニングとは

アクティブラーニングとは、一言で表すと「主体的・能動的に学ぶこと」です。

会社の求人や実際に会社に入ると「主体的行動できる人を求めている」「○○に対して主体的に~」など、非常に多く目にすることがあったことから、”主体的(能動的)”という言葉が重要視されていることが伺えます。

文科省でもアクティブラーニングを活用した授業の実施を推奨しています。

そもそもアクティブラーニングが必要となっているのはなぜでしょうか?

その真意は、「アクティブラーニングの裏返しで主体的・能動的に学ぶこと(機会)が少ないこと」が大きな要因です。

さて、このアクティブラーニングで行われる授業とはどんな内容でしょうか。

 

アクティブラーニングの授業

一言でいうと「参加型授業」。

授業というものはそもそも先生だけでは成り立ちません。先生と生徒、教える側と教えられる側が存在して初めてしっかりと授業が成立します。

しかし、現行の教育現場では、学習指導要領に則って行うことに追われ、ひたすら板書をノートに書いていく、授業が進められていく、という生徒が「受け身の状態」で授業に参加せざるを得ない状況が生じています。

こういった授業の在り方に疑問が呈され、推奨されてきたのがアクティブラーニング「参加型授業」です。

授業のおおまかな内容は、生徒による体験学習グループディスカッショングループワークを中心に据え、課題について生徒たち同士が話し合い、課題に対する解答を見つけるまでの方法について意見を出しあい、授業を進めていく形式です。

具体的事例(授業)

保護者や地域の協力のもと完成したアクティブ・ラーニング

私が通っていた小学校では、ビオトープ「五東小わくわくビオトープ」は、2004年に保護者や地域の方々の協力のもと、完成しました。しかし、本校のビオトープは、ここだけにとどまりません。ビオトープ周辺には、多様な生き物(野鳥や昆虫)が好み、利用できる樹種を選んで少しずつ植栽して環境を整えています。また、運動場の草をできるだけ残したり、ビオトープ周辺の草地は草丈に変化をもたせて刈っています。学校に隣接する森をもビオトープと捉えているのです。校内から校外に広がるビオトープは、授業やさまざまな活動に利用しています。

引用元 : 小学館

 

実は私が通っていた小学校でも、「田んぼの学校」という授業がありました。田植え、イナゴ取り、稲刈りなどお米農業の一連の流れを経験し、とても印象強く残っています。その田んぼの脇のビオトープでメダカも育てたりと環境についても学ぶ機会があり、本当に楽しかったです。

この事例を踏まえて改めて協力してくださった地域の方々に感謝したいと思いました。

 

アクティブラーニングのメリット・効果

アクティブラーニングで期待されている効果は、「社会環境が変化し続けることに対応できること」「自由な発想を育てること」「不測の事態・状況に応じて多様な対応・判断が取れるようになること」などです。

IoTをはじめとした情報技術の急速な発展・普及が起きることを起点に、社会の在り方が急激に変化しています。

その加速度的に世の中が変化している中で、この上記のことを冷静に行い、正しい判断をしていく・自分なりに解釈したり、情報の取捨選択、問題解決能力が重要となってきます。

 

生じうるデメリット

アクティブラーニングを取り入れていくためには、課題が多く山積しています。

 

 

 

いくつか例をあげると


①授業進行に時間がかかる

②生徒の評価が難しい

③ペーパーテストでの受験に生かしにくい


以上の3つは課題の中でも最も大きい部分にあたるのではないでしょうか。

 

 

授業の組み立てを1から考える必要があったり、評価基準を考えること、アクティブラーニングを取り入れたペーパーテストの内容を考案などなど。

③に関しては、受験という枠組みの中でアクティブラーニングを取り入れることは、これまでの受験を考えると1番頭を悩ませる部分だと思います。

まとめ

アクティブラーニングの授業内容からメリットデメリットについて触れていきました。

数多くの課題があるため、たくさん取り入れていくことは難しいかもしれませんが、限りあるアクティブラーニングの授業の中で、どれだけのことを疑問に思い、それを解決しようとするか、調査するかは自分次第です。

子供に限らず、大人の方にも当てはまりますね。

この学びを経ることでテストのために勉強する、目標のために勉強するだけでなく、幅広い学び・教養を身に着けることができ、メタ思考も伸びていくため、一段上の学びをすることができるでしょう。

 

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