学習塾ESTEM
ESTEMからのお知らせ

PDCAサイクルが回らないワケ

スタッフの中山です。

ワケあって、今は米沢を離れて東京に2週間ほど滞在しています。

その間、人から本を進められ貸してもらったり、
自分で興味を持った本を購入してみたりして、
手に入れた本の中にPDCAサイクルに関係する本が多くあったので、ESTEMのページにまとめてみることにしました。

PDCAを知ってはいるけど、使い方は知らない

PDCAという言葉を始めて聞いたのはいつでしょうか?
ビジネスでも頻出のワードながら、割と早い段階で日本人は教わると思います。
私も中学生くらいのころに学校で教えてもらったように記憶しています。

そんなPDCAとは10年来の知り合いでありながらも、
実はPDCAを回して、成功を感じたことが私自身一回もありません。

おかしいな。PlanにDoにCheckにAction。
それぞれの役割は知っているはずなのに。

そんなもやもやをずっと抱えてきました。

みなさんはPDCAを図に表して!といわれたらどんな図をイメージしますか?

サイクルといわれるだけに平面図の輪っかをイメージする方が多いと思います。
そして、これに次元を1つ加えて、3次元の上に上昇していく螺旋図を思う浮かべる人もいるのではないでしょうか?

何度もサイクルを回して、回して、
回すたびにステージが1段上がるイメージです。

私もそのイメージはずっと持っていました。
でも続いたと実感できなかったんです。

そして、今週に私は

・自分を劇的に成長させる!PDCAノート (岡村拓郎 著, フォレスト出版)
・ビジネスマンのための習慣力養成講座 (小宮一慶 著,ディスカバー携書)


の2冊を読み終えました。

読み終えて、これまでの自分のPDCAを振り返ったときに
私のPDCAの螺旋は途中で途切れてしまっていたんだな、と感じたんです。

PDCAが回らないワケ

螺旋がとぎれてしまった理由は2つあります。


①螺旋を回すことに疲れてしまった
②螺旋自体を忘れてしまった

見えるゴールを設定する

①螺旋を回すことに疲れてしまった
これは、あいまいでメリットを感じることのできる目標を設定させられなかったために起こってしまいました。

私は夢や目標をふわっと設定しがちです。
「人を喜ばせる努力をする」とか「集合時間に遅れないように意識する」とか、私がこれまで設定していた目標はこういった類のものです。

これでは、ゴールの🚩がどこに刺さっているのか全く分かりません。
なのでいつまでたっても達成感を感じることはできませんでした。

あとは、メリットよりデメリットが大きくならないように目標を設定することです。

私は計画するときだけは非常にストイックです。
紙の上だけなら一流アスリートに肩を並べるかもしれません。

「月に4冊以上本を読む」とか「夜11時には必ず寝る」とか。
挙げてみると紙の上でもアスリートでもないことが分かりましたが(笑)

実際に実行できないことを振り返ると、これらに強制力を感じてしまったり、
苦痛やデメリットが勝ってしまっていて、私は継続することができませんでした。

デメリットが大きくならないように、ハードルを下げたり、報酬を設定したりして調整することも大切です。

加えて、それに応じて数字で目標を表してやることも大事です。
それも期間の長い数字ではなくて、細かい数値目標。
例えば本は本でも、「1分あたりに読む文字の数を100文字増やす」とか。

これなら、1時間スパンでもPDCAを回すことができて、改善策も考えやすいです。

手のとどく目標設定が必要です。

サイクルを記憶に埋もれさせない

②螺旋自体を忘れてしまう
これは、PDCAサイクルを回すこと自体忘れてしまうことと
サイクルを回してはいるが、以前作ったものと別のサイクルを回し始めている
の2パターンがあります。

みなさんはPDCAサイクルを回すとき、図を何に記録していますか?
紙や、現代だとスマホのメモ帳などに記録する人もいるかもしれません。
記録の仕方は自由ですが、それぞれの習慣に応じて視界に入りやすい方法を選びましょう。

私だと、メモ帳に記録しても、古いメモをまた開くことは極めて低いですし、
紙に書いても、それが他のメモの中に埋もれてしまうことがあります。

なので、私は工夫をして、部屋の作業台の上にサイクルの図を描いたメモを置いて家を出るように心がけるようになりました。

これで、一日の用事を済ませて帰ってきても、真っ先に目にメモが飛び込んできて、新しい振り返りを書き込むことができます。

立派なサイクルよりも、ちっぽけなサイクル

そして、これが最も私が見逃していた点だと思います。
全く、別のサイクルを作り始めてしまっているパターンについてです。

現状に不満を多く感じていると、あれもこれも解決したいとなりがちです。
なので、昨日つくったはずのサイクルをほっぽって、新しい目的のためのサイクルをすぐにつくってしまいます。

でも、PDCAは螺旋の流れを続けることが大事です。
これではノートの上に10個も20個も小さな螺旋ができてしまうだけで、
PDCAのフレームワークの本領を発揮することができません。

最後にPDCAサイクルはフレームワークです。
フレームワークは作ることよりも回すことに価値があります。

誰かにほめられる立派な目的を掲げた大きなフレームを作るよりも、
目的自体はちっぽけだけど、何度も渦巻いたPDCAの方が価値がある。
そう学んだ、私の第何次か分からないPDCAブームでした。

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