こんにちは。
ESTEMの渡辺です。
今回は電子マネーについて深堀していきたいと思います。
あまり知っている人はいないのではと思いますが、この”電子マネー“は約18年前の2001年から普及し始めています。
お金の製造をしている日本銀行では電子マネーを以下のように説明しています。
「電子マネー」とは、一般に、利用する前にチャージを行うプリペイド方式の電子的な決済手段を指します。利用者は、電子的なデータのやり取りを通じて、現金(貨幣や紙幣)と同じように、モノを買ったりサービスを受けたりすることができます。代表的な電子マネーには、鉄道会社や小売流通企業が発行するものがあります。
引用元:日本銀行
上の説明を見ると、SuicaやICOCAが思いつきやすいかもしれませんね。また、最近では電子マネー市場が急成長しており、PayPayやLINE Pay、メルペイなど電子マネー決済が非常に増えてきていますね。
ソニーが1996年に開発し発売したICチップ「FeliCa(フェリカ)」。フェリカの特徴は情報を読み取る速度が非常に速く、データをデジタル化、つまり暗号化するためセキュリティに優れ、個人認証や電子マネーなどを一枚にまとめることが可能になりました。
引用元:e-money Japan
始まりはどうやらSonyだったようですね。そして、今からおよそ18年前の2001年からフェリカを搭載した「Edy」の正式サービスが始まり、これが日本の電子マネーの始まりと言われています。
さて、みなさんは電子マネーを使用していますか?
まずは以下のデータをご覧ください。
引用元:IT media(10代20代のデータ)
利用している電子マネーについてのデータなのですが、圧倒的に多いのはやはり「交通系ICカード」で、およそ8割。
公共交通機関である電車での移動が多い首都圏や都市に住んでいる人ほど持っている割合が高いようです。毎回のように切符を購入していたら、大変ですし、電車に乗っている途中で切符の購入ミスに気づいたりしたら、降車後、その手続きをしなければいけなかったり、手間取ってしまいますね。
それを考えると、交通系のICカードは非常に重宝されると思います。
次に多いのは買い物等で使用できる「WAON」「nanaco」です。ここに関しては、ポイントが付いたり、割引が効いたり何かとお得ですし、特定のスーパーやコンビニでの現金が不必要になり、お会計がスピーディーになるという利点もあります。
次に以下のグラフをご覧ください。
引用元:IT media
スマホで使用できる電子マネーアプリを使っている10代、20代はなんと約2割!
正直思っていたよりも少なくてびっくりしました。
以下に記述しているメリットデメリットを考えての「現金払い」なのかもしれませんね。
それにプラスして、スマホを紛失したら…や登録が面倒くさいなどいろいろな意見があるみたいです。
そもそも、アプリ決済市場が若者をターゲットにしてないとも考えられます。
しかし、現在、数多くのテレビ番組でも電子マネーのお得な使い方などを放送していたり、CMでも見ない日がないくらいです。
今後さらに電子マネーの存在は大きくなることでしょう。
もちろん、電子マネーを使用しているのは日本だけではありません。
1.カナダ
2.スウェーデン
3.イギリス
4.フランス
5.アメリカ
6.中国
7.オーストラリア
8.ドイツ
9.日本
10.ロシア
以下の6つのカテゴリーを元にランキング付けされています。
- 1人当たりのクレジットカードの保有数
- 1人当たりのデビットカードの保有数
- コンタクトレス機能を持つカード普及率
- 5年間のキャッシュレス決済成長率
- 電子マネーによる決済率
- モバイル(スマホ)決済の認知度
※先進国TOP20ヶ国からTOP10を選んでいます。
引用元:coinpost
世界は日本より、はるかにキャッシュレス化が進んでいることが伺えますね。上位ベスト3について少し触れていきます。
カナダは電子マネーによる決済率が57%と高いですが、カナダの広大な面積や気候的理由から日本のコンビニではどこにでもあるようなATMの設置が難しく、キャッシュレス化につながったと考えられます。
スウェーデンはヨーロッパでもっともキャッシュレス化が進んでいる国です。電子マネーによる決済率が59%で世界トップとなっています。
どうやら現金払いできないキャッシュレス限定のお店もあるようです。
イギリスには効果の種類が12種類もあります(日本6種類)。これだけあったら、財布を持ち歩くのも一苦労ですよね。どういうのもあって、キャッシュレスが普及してきた途端、一斉に増えていったのではと思います。
1.支払いがスムーズ
2.ポイントがたまる
3.スマホで管理できる
4.財布がスマートになる
5.財布を忘れてもすぐチャージが可能
1.電子マネーの種類が豊富すぎる
2.制限がない
3.セキュリティに弱い
やはりこうして比較すると、善し悪しがありますね。
日本では2014年に閣議決定した「日本最高戦略」において、
2020年に向けて「キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性向上」を掲げています。
2020年委は東京オリンピックが開催されます。
とてつもない経済効果がもたらされるとされているため、そこでもっと利便性を高めていけば、「なんてすばらしい国なんだ!!」とさらに感じてくれることと思います。
また、これを機にさらに電子マネーは普及していくと思われますし、それと同時に、悪用する人も増えてくるでしょうから、多少なりとも管理の面で気を付けなければいけない点が出てくると思います。
来年が楽しみですね。
3Dモデリング , AI , apple pencil , DIY , iPad , Linux , STEM教育 , アクティビティ , イベント , エネルギー , お客様の声 , クリスマス , コンピューター , サービス , サイエンス , ジャック・オ・ランタン , スタンプ , セミナー , データ分析 , テクノロジー , テスト , なるには , ニュース , ハロウィン , ビジネスプランコンテスト , フィードバック , プログラミング , メディア , ものづくり , やる気 , レンタル , ロボットプログラミング , 主体性 , 仕組み , 体験談 , 偏差 , 分解 , 勉強法 , 北村公園 , 原理 , 四半期レポート , 地理 , 基礎 , 夏期講習 , 多様性 , 夢 , 大会 , 好奇心 , 学習アプリ , 学習データ , 宇宙 , 実績 , 実験 , 山形の教育 , 工作 , 平均 , 広報 , 心理学 , 成績向上 , 授業風景 , 教育 , 教育の未来 , 教育統計調査 , 数学 , 映像技術 , 春 , 本の紹介 , 桜 , 業界 , 法則 , 炎 , 熱中 , 現象 , 理念 , 理解力 , 産業 , 疑う力 , 看板 , 種類 , 算数 , 職業 , 自動化 , 自由研究 , 興味関心 , 話題 , 買い方 , 適性評価 ,