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学びの変化

 

こんにちは。

ESTEMの渡辺です。

今回は、最近ニュースでみた驚きのテストについてご紹介したいと思います。

これまでのテストスタイル

テストといえば、学校の教科書・ワーク集で学んだことについて出題されるのが一般的であり、いわゆる各学期の総まとめ。

テスト期間が近くなると学校の先生からテスト範囲が配られ、「テストだ~」とみんな嘆いていた様子を今でも覚えています。

こういった定期テストが高校生まで続いていくわけですが、一部の学校では変わったテスト方式が導入されてきているようです。

新しいテストスタイル

中学高校で受けてきた定期テストなどは、学校の授業で学んだことを復習し、その成果をテスト当日に発揮するという形式が一般的です。しかし最近、スマホで調べながらテストを解くという新しい手法が登場してきました。

このような問題↓です。

 


Q.世の中に出回っているアンパンマンのぬいぐるみの個数はいくつか推測しなさい。


 

↑この問題をみて非常に面白いと思いました。このような推測問題は前提知識がないと解くことはなかなか難しいこともあり、調べて解いていくということが必要になります。

ここで大切なのは仮説を立てる力。アンパンマンの歴史からどのぐらい人気があり、対象年齢はもちろんそれに合わせたこれまでの人口推移からの計算、ぬいぐるみを製造している会社の規模、年間の生産数や毎年の売り上げテレビ放送の期間などなど。計算だけでなくほかの条件との組み合わせなど、考えなければならないことがたくさんあります。

調べるキーワードも重要になってきます。「アンパンマン」「アンパンマン 歴史」「日本の人口推移」など。

この問題を見たときに何を調べればいいのか、書き出していくことが重要です。そしてそこからさらに「これも必要だな」「あれも…」というようにどんどん繋がっていきます。

一部のテストをこのような仮説を立てて推測する問題として出題することは賛否両論あるとは思いますが、先陣を切ったとてもよい試みだと思います。

このような推測問題に正解はありませんし、推測していく中で算数数学、社会情勢などいろいろな知識を使いながら考えることができるので、ある意味総合的な問題といえる気がします。

また、日常の事象が関係していることもあり、考えることも楽しくなりそうです。

学校での取り組み

ここ数年間でスマホを用いた小テストなどを実施する学校が増えてきているようです。

出典:読売新聞

学校の経営を考えるとパソコンを確保するのが難しいようですね。そこで、スマホ利用率が9割強であることを利用して、小テストを自動送信して朝の時間に解答・提出するという取り組みをしているようです。

現代に適した画期的な取り組みですが、記事にも書いてあるように、高校までは学校でのスマホ利用は原則禁止のところがまだまだ多いので、ルールの改変というのもなかなか難しいかもしれませんね。

また、学校でもスマホ、家でもスマホとなると若いうちからブルーライトなどによる健康被害の件数も増えたりするので、その部分を不安視する人からの反対の意見も多いのではないでしょうか。

IT技術の導入が必要な理由

世間一般にはまだまだ受け入れがたい部分が多いかもしれませんが、かならずこれらの技術は学校で学ぶにあたり不可欠になると考えます。

 

①業務効率化

学校の教員は、クラスの担任や授業、部活の顧問、研修などなど、非常に多忙といわれる中で、このようなスマホ等の技術を駆使した指導を導入することで、少しは軽減するのではと思います。

仕組みを導入するには少々時間はかかりますが、プログラムを作成しておけば、提出されたテストを分析して評価・成績への反映まで行うこともできるので、授業以外の事務的な業務が減り、その分授業の質を高めることにつなげやすくなると感じます。

 

②生徒の学習状況の確認

授業は事前に決めた学習指導案に沿って進めていくことになります。そのため、各日にちに決まった内容までを進めていく必要があるので、全生徒の学習状況(内容の理解度)を把握するのは難しいです。

そこで、定期テスト以外にこのようなシステムを導入することで、○○はどこの理解度が低い、□□は理解しているな、と各生徒の理解度を事前に知っておくことができます。それによって、集計データから△△が苦手な人向けの補習授業を行うこともでき、各教科の理解度を高めることに大きく貢献するのではと思います。

まとめ

私たちが高校生だった時には考えられなかった取り組みですが、時代の流れに伴い、学び方にも変化が表れてきているようです。世の中にはいろいろな角度からの学びがあるので、このようなシステムからの学びも一般化する日もそう遠くはないでしょう。

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